日常の練習
定期の練習は、毎週土曜日の午後6時から9時半まで、中野駅近くの「なかのZERO」や中野区中部すこやか福祉センターを使っておこなっています。
最初の20~30分間は発声訓練をみっちりやります。また、月に2回はヴォイストレーニング専門の先生(中馬先生)による発声練習を定期的に行っており、とても力がつきます。休憩をはさんで、常任指揮者(内田先生)と団員から選任された指揮者(団指揮)の指導の下、能村先生のピアノ伴奏をいただき、比較的なじみのある曲から、組曲などの大曲を歌います。
練習風景
定期演奏会
創立1973年の翌年・1974年にファミリー・コンサート、1979年に第1回定期演奏会を開いて以来、21回の定期演奏会を隔年に開催し、5回のファミリー・コンサートを行ってきました。
2017年10月9日には第21回定期演奏会を開きました。
2017年10月19日 川口リリホールにて
アベマリアの夕べ
団員が関わっている聖母病院のアベマリアの夕べ(例年7月開催)では、NHK全国学校音楽コンクールにて金賞受賞。また、こども音楽コンクールでは文部科学大臣奨励賞を受賞するなど、実力が高く評価されている聖歌隊と一緒に、毎年出演しています。チャペルでおこなわれるコンサートは、入院されている方々に大変喜ばれ、私たちも励みになる演奏会です。
2019年7月18日演奏風景
なかのZEROコーラス発表会
ふきのとうは中野区に根ざした活動を目標の一つにしています。中野区の代表的な文化施設である「なかのZEROホール」が、毎年文化の日におこなっているコーラス発表会には、欠かさず出演し、他の合唱団との交流を深めています。
河口湖合宿
短期間ではありますが、集中的に濃密な練習が行え、日常の練習を補うことができ、弱点を克服するための大切な練習の場が合宿です。時期は9月中頃または10月の連休を利用して2泊3日の日程でおこなっています。
一日の練習の予定は午前の練習3時間、昼食後の午後の練習3時間、夕食後の夜の練習2時間と一日約8時間程合唱だけに没頭します。まるで学生時代の合唱団のようにしっかり練習に励みます。
夜練習の後は入浴後、一日の疲れを吹き飛ばし、今日一日の練習を肴にして懇親会を楽しみます。これも合宿の大きな楽しみのひとつです。
河口湖の民宿でおこなうときには、休憩時間に河口湖畔を散策することもでき、都会では絶対に味わえない自然の恵みを満喫できます。また、合宿の前後に近隣の温泉場を楽しむ方もいます。
河口湖合宿 練習風景(2018年9月)
河口湖合宿 懇親会(2018年9月)
レクレーション活動
団員の親睦をはかるために、毎年お花見、ハイキングあるいはバーベキューを行います。持ち寄った手料理・お酒に舌鼓を打ちながら、歓談を楽しみます。食事の後は青空の下、全員でふきのとう愛唱歌集の曲を歌います。何故か、飛び入りのお隣さんのグループがいたりして、新しい出会いが始まります。ただ週に一度集まって歌うだけでなく、ふれ合いを大切にする合唱団をめざしています。
バーベキュー風景
”樽や”の一夜
終わったあとは、駅前の飲み屋(樽屋)へ直行という人もたくさんいます。なかには仕事の都合で練習はお休みしたのに、どういう訳か樽やには出席する人もいる。歌も楽しいけれど、こちらの方も……。土曜日が待ち遠しいですね。
練習後の樽やの一夜
忘年会
毎年最後の練習日の後は、内田、能村、中馬先生達にも参加いただき、鍋料理を囲みながらの忘年会です。1年間いろいろありました。団員の増えた年、減った年、充実した演奏活動のできた年、課題を残した年もありますが、それらを糧としながら、翌年の活動へつなげていく大切な集いです。
食べて、飲んで、歓談するだけでなく、団員の中の3組のご夫婦6人による演奏披露と、持ち寄ったプレゼントを交換しあい、全員が一言ずつ想いを語り合う、温かい心とともに、ふきのとうの1年は終わってゆきます。